20260506 シスター・アクト@梅田芸術劇場 感想文

ミュージカル

めっちゃ久々にシスアク観たな~多分再演以来…初演再演めっちゃ泣いたけど今はそうでもなかったがいい作品、でも古い!古いけど現代劇に見えちゃうのが受け手と作品の間のズレではないだろうかと思う次第です。

何気に森公美子デロリス見るの初めてだった!

あらすじ

破天荒なクラブ歌手デロリスは、殺人事件を目撃したことでギャングのボスに命を狙われるハメに。重要証人であるデロリスは、警察の指示でカトリック修道院に匿って貰うが、規律厳しい修道女たちからは天真爛漫なデロリスは煙たがられてしまう。そんなある日、修道院の聖歌隊の歌があまりに下手なのを耳にしたデロリスは、修道院長の勧めもあって、クラブ歌手として鍛えた歌声と持ち前の明るいキャラクターを活かして聖歌隊の特訓に励むことになる。やがて、デロリスに触発された修道女たちは、今まで気づかなかった「自分を信じる」というシンプルで大切なことを発見し、デロリスもまた修道女たちから「他人を信頼する」ことを教わる中で、互いに信頼関係が芽生え、聖歌隊のコーラスも見る見る上達する。が、噂を聞きつけた修道院にギャングの手が伸びるのも時間の問題であった・・・。果たしてデロリスは無事に切り抜けることが出来るのか?修道院と聖歌隊を巻き込んだ一大作戦が始まる!

ミュージカル『天使にラブソングを~シスター・アクト~』STORYより

シスターフッドの古典例と今それをやること

服装が古典じゃないから現代ぽいけど、使用楽曲は1970年代とかかな、別に全然現代じゃないのだ…でも楽曲で時代を表すのって知らないと分からない。最初全然違う世界にいた二人がぶつかりながら分かりあい助け合う…という陳腐な言葉を使ってしまうけれど、デロリスとシスター・メアリー・ロバート、修道院長、そしてエディとの関係性の変化等々…役者の力量と作品の方向性がマッチすると強いなあ…とかありきたりな感想しか出てこなくて多分だから最近観てなかったんだけども、やっぱいい作品ですよ。これもまたつないできた作品であり再演が続いてほしいし、励まされるし、力がある。今もこういう分かりあいってあるし、人間が大切にすべきことはいつもずっとシンプルな形。幕開きのゴージャスな音で涙出たのも初演観たときと自分変わんないなと嬉しくなった。あと保坂知寿さんってメロいね…今回知寿さん出るから観たとこある、そんなことある?あります。

ただ、今の時代の話じゃないですよ!の注意書きが必要だと思うのは、女装した男性だったり、パブロのカタコト日本語だったりかな。シンプルにつまんないんだよね…そこ変えずにするっとやっちゃうんだ、おもんな、と思うんだけど、とはいえ東宝に知らしめてやれ!東宝は価値観をアップデートせよ!製作陣が男ばかりだからだ!という角度ではなく、なんで自分はその辺りおもんないと思うのかな~、というところで。批判的なことを書く時ちょっと引いて自分の意図はこうですよってしちゃうのやめたいな。

そもそも今お笑いでもカタコトがおもしろにならない、は自分の感覚の中でありそうだな~観劇ファンにどれだけ今のお笑いを見る層がいるか分からないが…オツム足りなさいじりお笑いって流行ってんのかな~そして足りなさにカタコトって要るのか?ミュージカル観るリベラル層はもちろん今の時代にオツムが足りなさを表すためであろうカタコトには怒るし、私もまあリベラルでありたいが怒る前におもんなさでしらけてしまって…は?ダサwが先にくる、が、これは演じた人が悪いんじゃなく初演からこの辺りの演出が変わってないせいですね…
え、ごめん、なんでそれ面白いと思った?と真顔にさせてる時点で負けなのと、演出の価値観をアップデートせよ!じゃなくて、古典なら古典らしくやれよ!古典でもカタコトはおもんないけどな!かな。
しかしオツムが足りないって久々に言ったな、バカって書けばよかったのかな。
今日日お笑いでも(賞レースやM-1準決勝以上に出ている芸人のライブシーンでも)やらないことをミュージカルはやるんだ、お笑い見たほうがいいかも、っていう。これ言われるの嫌なミュージカルファンいるかもしれない、ごめん、でもお笑いは見たほうがいいよ。無理にとは言わないが。

で、オリジナルについてMTIで調べてみたら、パブロはカタコトじゃなくてスペイン語を話す設定で、それが日本版だとカタコト…うーんわからんでもないけどその発想だとつまらないんだよな~~~~といういち観客のご意見ですね。もともとの演出のニュアンスでスペイン語で何言ってんだこいつ的なのがある、はそう、パブロ・TJ・ジョーイの美声三馬鹿がいるから物語に張りが出る、もそう、日本版でもスペイン語喋るとこあるし。しかし今見ると古臭くてつまらない、これはどうにかならないものか。差別的な表現ってよりかは物語の邪魔まである古臭さ…

これが「時代背景を尊重し~」から始まる注意書きがあらすじ、劇場の貼り紙、パンフレットにあれば良かったんだけど多分ないし、何度でも言うがカタコトはおもんなくてどうリアクションしたらいいかわかんないな、ミュージカルファンあれおもしろかったですか?排外がどうとかじゃなくてほんとうにおもんない…年齢層高いと面白いと捉えるだろうと思われてたら嫌だな。

初演の2014年、シアターBRAVA!で観たときはそう思わなかったから、干支一周して自分が変わったんだなと思う。時代も変わったけどね。再演を続けるつもりがあるならおもんなポイントは減らしてほしいなあと思う次第です。女装の男性とかきわどいめの衣装の男性とかはそういうシーンでそういう時代だとわかってたら私は別に気にならないところだけど、カタコトはおもんなすぎるねんな…というか古典だと銘打ってくれよなあ!かな言いたいところは。

めちゃくちゃ悪口みたいな感想になってしまったが、自分が見えてる世界が全てじゃないからこういう気づきは外に出して、で願わくばどなたかからご意見賜って自分の考えが全てじゃないを分かる機会であれば、と思い表に出します。アンサンブル完璧にわかっておもろかったとかもあるのに何でこんな話してるねんというところすぎる。作品の仕上がりが良すぎて特に言うことないと感想書かないがちなときもあるし、でもなんか言いたくて書く、もあり、今回も後者です。おもんなさに異様に厳しくて自分でも自分が悲しいよ!

マシュマロ置いておきます、本件でもそれ以外でも話しかけてもらえると嬉しいですね。

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