初めてBリーグの試合見てきて感動したのでレポです。
普段スポーツ観ない、ミュージカルか宝塚かをみがちですが、友達に誘ってもらって足を運んだら楽しいのなんの！試合を観た後の興奮が、いい演目を観た後の興奮と重なっていたのでこれは大変素晴らしい時間だなと思いました。また、会場etcから学びと気づきも多く、劇場以外にも足を運んだほうが人生が豊かになるんじゃないか、とか。
はじめてバスケの試合をご覧になられる方は、「大阪エヴェッサ はじめての観戦ガイド」が公式ガイドなのでそちらをお読みいただくのが良いかと思います。以下のレポは、今日書かないと忘れるから書く！の勢いのものです。嬉しい気持ちは伝えたいのですが、あんまり読みやすくないです。ｺﾞﾒﾝﾈ
舞洲とは
おおきにアリーナ舞洲がある此花区は舞洲についてちょっとした情報を描きます。
舞洲にはアーティスティックな外見のごみ処理場があり、バスから見えます。
また、アミティ舞洲という障害者スポーツセンターもあります。大阪府外からだとUSJ以外いまいちよくわからない場所かもしれませんが、結構重要な施設がある土地です。
会場入り～試合開始まで
JR桜島からシャトルバスでおおきにアリーナ舞洲に到着です。
あいにくの雨ですが、外観からして楽しいです。
この写真を撮ったあたりではキッチンカーが来ていて、チュロスやタコス、バーガーに丼ものを売っていました。どれも美味しそうでした。
どのようなキッチンカーが来るかは、公式HPの試合情報(※11/2・3の試合情報のリンクを貼るけど後でリンク切れになるだろうか…)に記載があります。
カバンの中に瓶・缶が入っていないか手荷物検査を受け、友達がスマホでチケットを提示してくれて、入場です。
入口すぐ、インフロニアホールディングスの方々がSNS投稿キャンペーンの案内をされていました。
そのほか、大阪市こども青少年局 オレンジリボンキャンペーンのクリアファイル配布及びオレンジリボンについての取り組みのブースがありましたし、豊中市と沖縄市の兄弟都市50周年を記念して豊中市役所の職員の方々がガチャブースを出しておられました。
試合前の豊中市副市長挨拶の際に出てきた、豊中市のキャラクターマチカネくん(マチカネワニに由来、5歳で市の職員らしい)
オレンジリボン運動・児童虐待防止推進については今回のバスケの話とは逸れますので、この投稿の後のほうで書きます。(しかしこのような素晴らしいスポーツの場で啓発してこそ、とも思った)
グッズがたくさんあって、見ているだけでも楽しかったです。アクスタやポストカードがランダム商法なのはどこの界隈もあるあるなんだね…
身につけるグッズ多めで、確かにグッズと共に応援すると楽しいだろうな～！
ご飯を食べよう
会場内には前述のキッチンカーのほか、エヴェッサキッチンもあります。
メニューは上記インスタのものです。
今日はすじ煮込みを頂きました。しょうゆベースのあっさりかつ出汁のきいたつゆと、大根・こんにゃく・牛筋の合うこと！牛筋を家で調理するとついついこってりした味付けにしてしまうので、見習いたいちょうどいい味わいでした。
このすじ煮込みの難点はつゆが零れそうになることです。可能であれば、エヴェッサキッチンで購入後すぐ横のテーブルで食べたほうが落ち着いて食べることが出来ると思います。
観戦のアクセシビリティなど
いきなり横文字を出しました。早い話が、障害を持つ人が試合を観戦するにあたって情報保障がなされているか、不便ないかな～とかの観点でも会場を歩き回ってみました。その観点を持った経緯はありますが、とくにそうした仕事をしているわけではないです。
2階車椅子スペースからの見え方をチェック。見やすいのではないかと思いますが、当事者の方からするとどうなんだろう。
1階ではアリーナのゴール裏あたりが車椅子スペースでした。座席表はこちら。
2階でも1階でも、見たい席・お財布事情に合う席を選べるのが大事と思うので、両方にあって良かったと思っています。
会場入り口では子供用のシートのほか、イヤーマフの貸し出しもありました。イヤーマフはなぜ？と思ったのですが、バスケって試合中に大きい音でブザーが鳴るんですね。これは見ないとわからなかった。バスケが見たい、けど聴覚過敏がある…といった方も、イヤーマフ貸し出しによって安心して見れるのではないかと思います。
コート中央の上につるされているモニターは、試合の様子のほか、開演前にブザーチェックで大きい音が出るといった情報も表示されます。ブザーチェックの音がとにかくめちゃくちゃ大きくて、聴覚過敏の無い人でもびっくりするくらいです。
欲を言うと、様々な事情で聴覚過敏のある人向けに、バスケは大きいブザー音が鳴るよとかをどこかで教えてくれてたらいいなぁ。どこかにもうまとめはあるのだろうか。スポーツ観戦したい！けど障害や体調由来で懸念事項がある人！という人向けに、大きい音や光が出るとかがまとまってると良さそう。
生でスポーツ観戦するのは素晴らしいことだから、うまいこと、見たい人が皆快適に見れるといいなをぼんやり思いました。
パフォーマンスユニットがいい
Bリーグ各チームにパフォーマンスユニットがいて、大阪エヴェッサにはBTというユニットがあります。
今回はわりとこのユニットの方々が見える席にいたのですが、とにかく試合を盛り上げようという勢いが素晴らしい！チャントは一緒にやりたくなるし、率先して声出して応援してるのには釣られそうになる。パフォーマンスも素晴らしいのでより一層試合が盛り上がります。あとアクスタが出ている。
肝心の試合の話
上手く言葉にできないので取り急ぎ公式インスタより今日の試合の様子です。
手に汗握る試合展開に思わず声を出して応援したし、見ているだけなのに心地よい疲労感があり、いいものみたな～という気持ちでいっぱいです。そもそも自分が運動苦手とかでスポーツを見ることすら避けてきたのですが、スポーツが感動をもたらす、がよくわかって、よかったな。これだけ力のあるものだから続いているのではないかな。コートの上だととりわけかっこよく見えるし、憧れになるのも分かる…
選手のほか、コートを清掃する役目の方、審判の方など、一つの試合にとても多くの人が関わっているのも分かり、選手だけじゃなくて全てが連携してこそだ…と思いました。
そして、観戦して心が動いてとても素晴らしいと思ったので、拙い文章ですがこうして普段の観劇レポ同様に文章を書いている次第です。
オレンジリボンのこと
今回素晴らしいなと思ったのが、大阪市こども青少年局 オレンジリボンキャンペーンの一環で、大阪エヴェッサの選手とコラボしたオレンジリボン啓発のクリアファイルが配られていたことです。
(※クリアファイルの中にはオレンジリボン運動についてのアンケートと、2025大阪万博に大阪府下の子供を招待する旨のチラシが入っていました。)
クリアファイルの表面にはオレンジリボンキャンペーンのこと、エヴェッサの選手、虐待対応ダイヤルの番号、裏面には虐待を見かけたときや子育てについての相談先が書かれていました。
そもそもオレンジリボンとはなんぞやというところですが、2004年に起きた痛ましい児童虐待事件から、二度とこのようなことが起こらないようにという願いから始まった運動です。
私もかつては被虐待児であったことから関心を持っている取り組みですが、このようなスポーツの場で多くの人の目に留まる形で啓発が行われていることを大変好ましく思いました。(この一文がなんか重くて申し訳ないですが、被虐待児→そこから抜け出せないまま成人して実家逃げ出して住民票閲覧制限かけてる人なので、これは書かせてください。)
今回は大阪市こども青少年局の方々が配布されていましたが、児童虐待についてはどこの自治体でも課題だろうし、バスケ見にくるついでに社会に関心を向けることが出来るのは素晴らしいことだと思います。人が多く集まるパワーのある場で啓発活動が行われることは、意味あることです。
バスケと全然関係ない考えたこと
本当に関係ないです。
観劇と同じくらいの強い感動と興奮を覚えつつ、オレンジリボンの啓発に嬉しく思いつつ…それで、普段私がよくいる劇場でも啓発活動の場があっていいんじゃないかとか、観劇から得たパワーでもう一歩踏み出して何か自分にできるアクションはないかとかも思った。この辺りは私の思考の課題でもありますが、観て終わりじゃもったいないなとはずっと思っている。社会問題をテーマにしていても劇場の中と外がリンクしていない感じを覚えることもあり、この辺りは本当に、ずっともぞもぞ考えるだけだからいい加減形にしたいな。あと何年かかるかな。
まあでも劇場に夢を見に行くことと現実の啓発活動は相性が悪いのかなとも思うし、周りに言ってないだけで、観劇しつつソーシャルアクションを起こしている人もいるだろうし。インターネットになんでも書く必要はない。劇場って観劇って何だろう、好きだけど、それだけじゃないな、力があるものだから、観て終わりにしたくないな、が、ずっと。私は没入感を伴いながら非現実に没頭することが苦手で、ずっとうっすら劇場の外のことを考えながら鑑賞する癖がある。めんどくせえなあと思うから、SNSに全てを書いているわけではない。アクションを起こしたい、に共感してもらえたらいいけど、スルーしたい人はスルーしたらいい。自分の考えることもやることも全部面倒なことだから。おすすめ欄に流れる言葉よりも現実のアクション、何かできないかな、何かしたいんだよな。
このタイミングでバスケ見れてよかったし劇場の外にもいないともったいないな～～～ほんとに。
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