2025.7.3 花組新人公演 悪魔城ドラキュラ~月下の覚醒~ 感想文

宝塚

花組新人公演観てきましたので感想文です。よろしくお願いします。
言及してない人がいた場合それは私が見落としているだけです…。新人公演の前に本公演数回観てますがゲームまだできてないです。申し訳ない。すごいだらだら書いてるので読みにくいと思うし、気に入ったら他の投稿も読んでもらえると嬉しいですね。

本公演と新人公演それぞれ観ることで作品の解像度が上がるなぁということを最近思います。悪魔城ドラキュラ、今日本公演と新人公演観て、オイディプスまではいかないけど父親を自分の手で殺すくだりとか物語としての深みを感じました。複数回観るのが絶対にいいというわけでもないけど(お金や時間の制約は人によって違うため)、複数回観れる場合はその分気づきが増えることもある。気づきたいからコンディション調整して観劇するのが最近の自分の傾向だなぁ。

宝塚版悪魔城ドラキュラはそもそもアドリブとか入れるところないし原作に忠実に作られているのがいいと思っているので、だからか全体的に手堅い新人公演に感じたのかも。こういう機会があるのもいいことだし、ゲームが原作の公演もその新人公演もなかなかあることではないので、観れてよかったです。

それじゃあ順不同に書いていくか。
今回は夏希真斗さんが新人公演主演(めでたい!)ということで、ヒトの度合いがちょっと高いアルカードに見えてよかったです。スタイル良いからマントも似合うし衣装の捌き方もよかった。前回のエンジェリックライ新公とかバウホール公演「儚き星の照らす海の果てに」とか、お芝居が好きでよく研究しているのが伝わってくるから観てて嬉しい気持ちになる。
彩葉ゆめさん、勇ましく元気なマリアというかんじでよかったです。本公演の半妖精と違って今回の歌声は力強く感じるところもあり、こうしていろんな面が見れるのはファンの方嬉しいんじゃないかな。というかまだ研2か、これからいろんな役に恵まれることを期待しています、コメディエンヌな役とかみてみたい。
相変わらず手堅く上手くてびっくりするのが湖春ひめ花さん。本公演では五峰亜季さん演じるジゼル・ブランジェが聞いていて違和感なく老婦人の声でよかった。そのほかの場面では市民とか妖精で踊っていて老婦人の影はみじんもないので(当たり前)今回色んな姿が見れてよかったです。
手堅く上手い、でいうと暗黒神官シャフト役の美空真瑠さん、活舌がいいし今回は素のお顔が分からないメイクの役だけどでも適材だと思いました。デスとシャフトは素のお顔分からなくなる。
色んな姿、で言えば新人公演にも出演されていた星空美咲さん、特に修道院の場面で神父のことだいぶ好きそうな感じに見えて面白かった。星空さんもまたお芝居が好きな人だと私は思っているので、こうして新人公演に出てくれて色々やってるのが見れるのは楽しいです。ただトップ娘役ということもあり負担大丈夫かな~とかお節介ながら思った、トップは大変だと思うから…
花海凛さん、フランス革命後のパリで歌う魔物で全員食い散らかしそうな勢いで歌っていてよかった。花海さんはうたかたの恋の影デュエットとか早くから歌のうまい娘役さんとして活躍されているけれど、こういうかっこいい歌い方の場面があるといいですね。
ツェペシュ役の鏡星珠さん、私がずっと美丈夫と言っている気もしますが立ち姿がいいですね、リサの七彩はづきさんと並ぶと包容力も感じられる。身長でいうと本役の輝月さんのほうが背が高いけれど、オーラと包容力で同じくらいに見えた。そして私がずっと花組中心に観てるため、宇咲瞬さん遼美来さんと合わせて、花組感が強いよ…!と観るたび思う。これはこれで気づきとして嬉しい。
希蘭るねさん、死者の世界で魔物男(歌手)やっぱり高音が綺麗で良かった~新人公演でこれ誰がやるんだろうと思っていたのでした。魔物男(歌手)出番少ないけどサキュバスと一緒に死ぬので目立って美味しいのはそう。

まで書いていったんここで終わり、もうちょい時間取れたら全員分書けそうな気はすごいしてるけどもいかんせん眠い…こういうのは仲間内で色々話すのが楽しい、も思いつつ書けるときに自分メモ+α分を残しておくと後々何かの役に立ったりもするので、取り急ぎ。と言ってる間にもここに書けていない生徒さんのことを思い出して色々書きたくなる、ほんとは全員分かりたいし何か書きたい…。
演目としての楽しさと、もうちょい役があるといいのかもなぁの視点と(下級生のファンだと特にそう思うだろう)、花組で鈴木圭先生って戦国BASARA以来ですか…とか色々思い出しがち。



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