9年目の正直

キャリア

あなたに宛てた手紙

こんにちは。
今私がいるところは梅雨で、毎日気圧の変動と体調が落ち着かないのとでのそのそやっています。
実はあんまり体力ないんだなあ…としょぼしょぼしつつ、それでもやりたいことは全部やっていきたいと思う日々です。

さて、私は今、昇進候補者の研修を受けています。
昇進時期は未定、というか自分で曖昧にさせている状況です。
また、なぜ昇進したいのか、と幾度となくマネージャーと面談の度に問われるのですが、その度に少し苦しいです。
しいて言えば、「メンバーの成長の助けになれたら、いいなあ」これくらい。
皆みたいに立派なこと言えないしね…と落ち込むも、その皆とは誰か、立派とは何か。
少しずつ剥がれていく幻影と、幻影を手放す覚悟と、そのあとのことに向き合う、みたいな。

見ているものも考えていることも偏っている、別に自分は正しくないんだよ、ただ言い訳が上手いだけで…
と言いたくなるのを飲み込み、マネージャーと話を続ける。

研修の中で普段あまり面識のない方々と話すことが多く、「おっしゃる通りです」「自分もそう思います」などのコメントを頂くことがあるのですが、多分それって正しさはわかるけれど目の前の人に寄り添えてないからそのコメントしか出てこないんだよねぇ…と、落ち込みます。
共感より正しさのほうが楽なんだろうな。

そんなことをやっている反面、所属組織の上位層から自分への課題として、感情のコントロールが挙げられました。感情的になっていること、他の人から見た自分を考えてみましょうということ。
ここまでくるとやっちまったなぁ…振る舞いにおける正しさポイント減点か、とまた落ち込み…
礼儀がないものに親切にする必要はないとか、上辺だけの言葉は別になぁなんて思ってるのが全部表に出ている。
それでも、自分の組織内での仕事ぶりや瞬発力、行動力は評価されており、有難いのだけどでも出来ないところってずっと足を引っ張るから。しばらくはあまり周りと関わらず自省の日々です。そんな極端をやるとまた反動が来るんだけどね。

自分の所属外の、見知ったひとたちと雑談している場で、昇進した先の人たち別に大したことないじゃん、そんなにあのポジション欲しくないし…などなど文句言ってたら、
なりたくてもなれない人がいるということ、文句だけ言うのは簡単だけれど自分でどう改善できるかもやってみたら(文句だけ言う人にはなってほしくない)とのお言葉を頂き…
ということで、当面はどう人に言葉を伝えていくかに取り組みます。書くのは簡単で、やるのは難しいこと。
怖いんだよなぁ、どうせ自分の言葉なんて届かないだろうという不信感があるから、そもそもの届ける気が乏しい。
なんなら、今の所属組織の人たちに評価されていると言われても、そういって働かせようとしてるんでしょ…と受け取り、別に何も…
そういうところが改善点で。多分そう思うのって卑屈さとか自己憐憫で自分を守っているからで、それを手放して別のもので自分を守ったほうが良さそうね。


なぜ昇進したいのかはわからないけれど、今の所属に足りないと思うところがあって、それを自分で補えることがあるかもしれないから、も理由に挙げて悪くはなさそう。
私の目から見てたくさんあるから、それをどうやったら良くできるか。少しは生産性があるかな。

一時期は、自分は何も生産性がないからせめて仕事をたくさんせねばならないと働き詰めにしており、悲しいかなお金が増えることや社内での覚えがめでたくなることから、それってあんまりやめられなくて。
やっと、健康は大事だと気づいたところ。また、余暇を作って自己研鑽に充てる必要性も。
生き急がねばとばたばたしたい、けれど身体が追い付かないのは悲しいことです。

別にただ今ある趣味を続けられる立地と稼ぎがあればそれでいいって言ってたけど、チャンスがあるならば挑んだほうが良いのだろうな。

9年目の正直でキャリアについて考え、自分が変わらなければと思う梅雨です。
これを読んでくださったあなたにおかれましては、お身体にお気をつけてお過ごしください。

愛を込めて。

貼り忘れがちマシュマロ…おいておきます

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