10年目の正直

calm woman sitting near tree trunk お手紙
Photo by Masha Raymers on Pexels.com

3月~4月にかけては、浮つくような心地と共に「戻れなさ」を覚える時期と思う。

お陰様で、こんな私でも、会社員として働いて10年目が終わります。2013年4月~、ほんとうに色々あったけれども。

最近はというと、思うようにいかなかったり、魔が差したかのように悪い考えが浮かび何もできなくなったり、本厄の魔力か本当に何もできなくて、もういっそキャリアダウンしてでも隠居してやろうかなんてめちゃくちゃなことを考えていて。
「どうせなにもできないんだから」が合言葉になると、おちていってしまう。最悪だ。

そんな中で挫折と、しかしながら、運のいいことに誰かが気にかけてくれる、目をかけてくれることに救われました。それが例え役目上そうせざるを得ないものであっても、それでも。
ロールの中の人間関係だって悪かない、浅くでも付き合いがあってそれを多少なりとも楽しめるのであれば、それでいい。たぶんこれは足るを知るに近い、気がする。

三寒四温の中バテながら、駅のベンチに座り込みながら、思うようにいかない生き方について考えたり、悔しくなったり、でも立ち上がって歩かないと、と心を決めて動くとき、戻れないほうに進むんだなとふと思った。よれよれだけど。そんなに万全じゃないけど。そういう時に限って気づきがあったり、進む方向が決まったり、するね。

暗闇の中誰も信じられないときに、光を見つけてそれを頼りに進もうとすること、誰かを信じてみようとすること、それはとても勇気のいることで、今までの自分を否定するような傷つきさえ覚える。でも…傷ついてでも進みたいのだ、と自分を鼓舞して、なんとかなんとか前を向く
10年目、だいたいこんな感じだったな。

世の中の変動はめまぐるしく、また私の勤務先も然り、です。置いていかれないか不安だったり、変動に備えなければ…と肩に力が入ったりします。その中でも意識的に自然体でいられたらいいなと思うことです。完璧主義を手放さないと回らなかったり、オリジナリティより既存のやり方を選んだり、もっとこう柔軟にやれるといい。

自分を大事にしてね。なるべく良く寝て食べて運動して健康でいてね。部屋はできるだけ清潔に…自分にかける言葉、今はこんな感じ。
ふと寂しくなる夜、10年目が終わり、11年目に向けて。

火照るような冷えるような夜には水出しのお茶がいいよ。

もしよかったらマシュマロなげていただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします。

コメント