なるべく良く生きるための取り組みと、それを一人でやらないこと

white clouds お手紙
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読もう読もうと思って後回しにしてた本を読みました。話が暗いから暗いのダメな人は引き返してね。

スーザン・フォワード著 毒になる親 完全版

「毒になる親」自体はkindle unlimitedでも読めますが、完全版はそれとはボリュームが違います。Kindleで読んでるけど内容が重いので体力もってかれるので、章ごとに何日かに分けて読むのをお勧めします…それほどトラウマを思い起こさせるのと、とはいえ家庭環境を自分を切り離し自己責任で生きる必要性を感じさせてくれる一冊です。

自分はまともだと思い込んで自分の正気を頼りに生きられたらどれだけよかったか、普通になりたかった、まともになりたかった、みんなになりたかった、の希望を無残に剥ぎ取り、そこから再構築するぞ…やってやるぞ私は必ずやり遂げるぞ、と勢いつきつつ散らかった部屋を眺めています。

自分をよくするためのツールはたくさん買ったけどもういいやって思って売り払おうと思ってます。具体的にはダイソーのいい感じの付箋とかノートとか。やたら文房具が多い。この罫線のノートさえあれば人生が良くなると思っているのか、という自分の浅ましさと浅はかさを突かれるようなラインナップ。使われないまま積み上がっていくそうしたノートと、たまたま見つけたちょっと気に入って色が素敵な物のほうがよほど自分の心をよくするということ。どうして利便性さえあれば自分は良くなると思い込めるのか、浅はかだなと自分の身の回りを見渡し、断捨離するか…となっています。どっかでなんか売り払われてたらそれ私かもしれないね。
でも綺麗なタオルとか心がよくなるものは置いておこうね。心が良くならないものに頼らないでね。

さて、本題。
この本に書かれていることを一人でやってはいけないし、できれば信頼のおけるカウンセラーがいて、ちょっとだけ寄りかかれる信頼できる友がいて…じゃないとあまりにもキツすぎる。でもやりたい、自分に向き合って自分史作って過去の傷を癒して向き合って仕事でやらかしたことの反省と対策をやりたい、自分に厳しくし続けたい、みたいな衝動はもう本の影響受けすぎてるなあ…しんど。でもやりますが…

毒になる親とはどんな親か、義務を果たさない親のこと、自分以外の家族が毒であったこと、新興宗教の親族との関り、性的なからかい、そして湧き上がる親への怒りと深い悲しみ…を処理して、対決をやって、人のせいにしない自分の人生を生きること…などなどを本から読み取り、一気にやろうとして、動悸がして倒れこんだのが一昨日くらいのことです。ストレスで動悸なのか…冷や汗もきつかったな。

今後のキャリアを考えるうえで、お金と、ライフプランは避けて通れない問題で、ライフプランには配偶者や子供、つまり家族のこと、家族を持った先のことも含まれるとかで、そこから先の話全部逃げちゃったなとぼんやり思っています。

今も住民票閲覧制限更新してさあやるぞ!って思ってるけど、親元から逃げてそろそろ3年、次のステージに進まないといけない感じ、でもそれが何かはあんまりわかんないんだよな。なんだろうね。

その、なんだろうね、で逃げないで、自分の人生をやること、キャリア形成をね、やっていきましょうね。

ここにはのせるかわからないけど(つらい話が多すぎてとても書けないとも思う)、自分史の作成、仕事でのやらかし一覧とその原因分析と対処策作成など、ちゃんと向き合って、やっていきましょう。もう親のせいにしていい歳ではない、自分の人生をやれ…

まではいいんだけど、もっと早く気づいて自分に向き合ってケアしてたらいい大人になるまでこんなことやらなくてよかったんじゃない、もっと稼げたんじゃない、もっといいポジションにいたんじゃない、って自責がきついな。なんで今の今まできづけなかったのか…という悲しみまではいいけど、表に出して自己憐憫にするくらいなら早く動け、ただそれだけです。

しんどいけどよくやっていきたい日のお話でした。

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