人間が人間に夢を見ていたのは、いつまでだろうな。
この業界で働いてから驚くのは結局人間の判断と手作業から切り離せないものがまだ多いということ、人事はサイエンスであるということ…いや別に驚くほどでもないか。
感情の勢いよりも解像度の高い世界が見えてしまうと生きるのって楽しくなくなるのかな、が最近の自分への問です。まだ天井が見えた、には早いと思いたいし、暮らしながらも視座を上げないといけないときもあるし、ちゃんとしたいんだけど、今の気分だと解像度が高すぎてもういいや、みたいな感じがあるな。何で暮らしてるんだっけ、と働いてるんだっけ、と観てるんだっけ、がぐるぐるし始める。で演目発表とかチケット当選とかでそれから気が逸れるから、観るためにだったな、みたいな着地。
それで、感動するとオキシトシン(幸せホルモン、愛情ホルモンと呼ばれるもの)が出る、みたいなのを読んで、オキシトシン目当てで観劇してるのかな、とか思った。
山口 創|The インタビュー 挑む人|シリーズ記事|未来へのアクション|日立ソリューションズ
このインタビューとか参考になるのかな。いかんせんオキシトシンは触れ合いと母性みたいな文脈で出てきやすいから自分と縁遠いと思ってたら、脳の仕組みのことを思うとどうも観劇とか動物園とか音楽をオキシトシン目当てで続けてる説はあるなぁ。何事もシアターゴアー、現地での鑑賞、フィールドワークと称して歩き回っているのはそういうことかもしれない。自分の幸福は劇場にある、現地にある、って言ってるのは、最大に幸福を感じるのが現地というだけの話かもしれないね。
ちなみにオキシトシンは幸福以外の作用として、同じグループに属する人以外への攻撃性もあるので、そんなにめちゃくちゃいいものでもないし、別に集団に属する意識ってそれ自体に善し悪しはないな…集団にうまく属せないなりに、うまくできないことそれ自体が生存戦略になることもあるのかな。いやうまくできたほうがいいんですけど。
日本人は「いじわる」気質? “愛情ホルモン”の功罪:日経ビジネス電子版
「愛情ホルモン」オキシトシンのダークサイド | WIRED.jp
そんなことより。5月ほぼフル自炊、お惣菜2回外食2回で着地しそうで、結構頑張れたと思います。だいたいの自活している人が一人暮らし初期で身につけるであろう諸々が今やっとわかった感じもあるが…
異動してやっとわかった、とか一人暮らしそろそろ5年とかでやっと、とか、遅くて、遅いことに目を向けすぎるとしんどいけどでも遅い。何してたんだろう…まあいいです。
最近は家の中のことをずっとやっており、しかしそれで一日潰れると損した気持ちにもなり、なかなかうまくはやれておりません。フライパン買い替えたいな、とか収納どうにかとか物を減らしたりとかをずっと。けど家の中を回すって一日がかりのことかもしれないし。暮らしも仕事のスキルを身につけることもどっちもやらないといけないのって高度化しすぎなきもするし、どうしてこうなっちゃったんだろうね、そしてその高度化の結果はいつ出るんだろうね。人への善行で疲れちゃった、のギリギリでなんとか回している。
よく劣等感を埋めるために、とかが頑張る動機にあがるけど、じゃあ仮に境遇が悪くなかったとしたら、何不自由なく(家賃を支払わなくていいとかの不自由のなさ)暮らせていたら、今みたいな焦燥感なかったのかなぁ。わかんないな。焦燥感が楽に消える方法もないし、だましだましぼちぼちやるより他なく。楽に消える系ビジネスもあるね。
そうしたことをぐずぐずしてますが5月もなんとか生き延びきりの所存です。みなさんもどうか生き延びてください。
もうちょい時間作って暑い季節の自炊の便利グッズ紹介などしたいな、崩れにくいメイクとかも…
とりあえずマシュマロ置いておきますので、なにかありましたら。
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