自分にやさしさ、愛ひとつ

お手紙

年の瀬に書く手紙。

寒さ厳しい毎日ですが、いかがお過ごしですか?
我が家はテレビがないもので、Thinkpadを2枚モニターにして片方をNetflix、もう片方でこのブログを書いています。

久しく見れていなかった…いや、見たほうが自分のためだと頭ではわかっていても、なんとなく逃げていた「クィア・アイ」を見て、今年一年で得たもの以上に目を逸らしていたことに気づき、何が大事でそうでないか考えているところです。

向上心を持って生きることは、自分自身の素晴らしい長所だとも思っています。

しかしながら、向上心を満たすための目標、満たされた後の充足感、その後に残ったものは何かなんて考えてもなくて、心に穴が開いたまま駆け抜けてきて、やっぱりくたびれていました。

社内査定を上げるための目標設定、そのためのKPI、達成できたかの面談と評価、それらをクリアしていけば数で目に見える達成感はある。でもそれだけ。

その考え方はプライベートには生きてこないわけです。

家にいるときも仕事して評価されることで自らをすり減らしていって、怯えた目で過ごすプライベートは…あまりいいものではなかったね。

コスメ、美味しいもの、観劇、音楽は自分を救うけれど、より良く生きるためには怯えて生きることってあまり要らないのかもね。

プライベートの関りもそう。実は、自分の思い込みを捨てて、勇気を出して優しいほう、柔らかいほう、愛があるほう、明るいほう、美しいほうを選んでいくその繰り返しが、心も込みで生きていくということではないかしら。

日銭稼いで仕事に魂売って生きるだけの暮らし何が楽しい!自分の人生を、主体的に、やっていかなきゃ。

今の会社に入る前は、いや、実家を飛び出す前は、心を縛られた暮らしだけれどもだからこそなんとか自分自身を愛して生きていこうとしていた。
実家を飛び出してからはそれはそれは不安定で、気づけば数字での評価に囚われていて、自分の本当の望みとか、なりたいもの、やりたいことを見失っていた。

ほんとうは自分の優しさとか愛をさらけ出して素直に生きていくのが良くて、実際に打つ手は真逆で、ちょっとそれってないんじゃない?と思うね。

この一年、フィジカルなことで言えば抗うつ剤を断薬したり、なかなか減量が捗らず極端な手を打っていたり、うまいこといかなさの極みみたいな感じだった。
プライベートは…ぼろぼろだった。してはいけないことを続けてやって自滅して…ここに書くのも言い訳がましいけれど、それでも、どこかで謝ることと二度と同じ過ちを繰り返さないと誓い行動で示すこと、どちらもやり続けなければならない。

なんて一年だったのだろう、でもまだこれからも、人生は続く。あと生きていく。

来年は頑張らなくて(仕事中以外)、ゆったりあたたかい時間を多く持てる日々にしていきます。

愛を込めて。

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