ミス・サイゴン2022 大阪公演の記録

ミュージカル

ミス・サイゴン2022大阪公演千秋楽お疲れ様でした(このブログは千秋楽をみてそのまま書いています今)

皆さん、ご観劇の記念にプログラムと「ミス・サイゴンの世界 増補改訂版」は購入されましたか?買った人もそうでない人もいると思います!丹念に調べて書かれた本は読む値打ちあるね…と当たり前のことを思いつつ、はやる気持ちを「ミス・サイゴンの世界 増補改訂版」で抑えつつとりあえずブログ書くかとなってます。

2012年に観てそれから夢中になったミス・サイゴンですが、この歳(2022年現在32歳)になって思うのは、東南アジア史を勉強し直してから観たいね…ということです。あと楽曲の構成もオペラの観点から紐解いたほうが良さそう。時間は潤沢ではないけどねん出したほうがいいよ…と思うし、この作品を繰り返しみるためにも健康で生きていかねばと決意を新たにした次第です。

2022年現在、ロシアのウクライナ侵攻のさなかに観るミス・サイゴンは、改めて「戦争はいかなる理由でもあってはならない」ということ。それを、戦時下におけるトキシック・マスキュリティ(有害な男らしさ)、搾取、PTSD、その中で一筋の光に見えるキムとクリスの間の愛、キムがタムに託した命から感じました。

日頃限界オタクツイートばっかしてる人間が何を言うてるんや…と思われるかもしれませんが、思ったこと録って出しでつらつら書いていきます。

観た順とキャスト別感想

9/10マチネのキャスボ

9/10(土)マチネ 東山・屋比久・海宝・上野・知念・西川・青山

とびきりのショースター東山義久エンジニアでした。「生き延びたけりゃ」で札束をうさ耳にしてたのは見間違いでないと知り心がぴょんぴょんしました。(オタクすぐそういうこと書く…見返して恥の多い人生になるのは、自分なのに)
ヒプステとかクラセンとかヅカボとか、色気とダンスの印象があった東山義久さんですが、気のいいあんちゃんなエンジニアでした。女子供くらいついでに連れてアメリカにいけるだろうって感じ。アメドリのダンスは東山さんが一番好きかも…踊りのキレもだしゴージャスさもあり、だからこそアメドリの照明が落ちていったあとが哀しい。
バンコクでクラブオーナーから「この混血野郎」言われた後は「すいませんでしたあ!」って軽め。言われ慣れてるのか、いちいち気にしても仕方ないと思っているのか…

屋比久ちゃんは大阪公演中2回観れたのだけど、ご本人の若さもあってかクリスにまっすぐぶつかる印象。多分エンジニアと対等にやりあったり言い負かしたりもできそうだったな、その後も生きててくれたらの話として…
若さの勢いがあるからこそタムを生かしたのかなぁ。

海宝クリスは音圧とか演技の圧とかドリームランドで気性が荒いとことか、こんなところにいたくないが故の今って感じした。大使館のドライバーじゃなくてこの有り余るエネルギーをどうすれば…という。

これ全クリス共通だけど、自分はアメリカ人だからキムを救えたはずという台詞はアメリカとベトナムの上下関係、アメリカ人の持つ特権、そしてクリスの中の男らしさを感じてしんどいなぁと…PTSDの中それでも「助ける義務がある」と信じているのはブイドイからも感じられますが…
ボートピープルの場面とかGIは随分手荒かったし、大使館のヘリのとこもたくさんの人たちを置き去りにしていったし、義務感だけで助けるベトナムをどう見ていたのかなぁなんて。

で海宝クリス個別の感想に戻ると、「世界が終わる夜のように」ではっきり地球の向こうの新しい世界がみえたのが良かった…なんか先が見えるクリスだと思うんですよね。一番夢を見せてくれるというか。小野田クリス、サンウンクリスについては後述しますが、夢を見せるのは海宝クリスだしその分地獄も見せてくれるのはどのクリスも、か…
あーでも責任感の強いクリスといったらそうかも。その責任感をずっと背負ってこれからも生きてくのかな、タムはどうなるのかな…

上野ジョン、正直上野さんがクリスのときよりも好みかも。優しさのあるジョン見たのが初めてなのと、ブイドイとかの楽曲の高音域が上野さんに合ってると思います。ジョン自体がその場その場で最適解を選んでて、台詞切り取るとクズいけど、そうして生き延びてきたし彼もまた戦争の犠牲者なんだよなと思う次第。

知念エレン、エレン続投もあり安定感のあるエレンでした。知念さんはずっと知念さんが残るっていうか、でもそれがメリポピのウィニフレッド夫人と被ることもなく、耐え忍ぶ系ぽいエレンかな。この辛い役をずっとやるのはしんどかろうと思いつつ…

西川トゥイ、黒目が怖くて家父長制の影が濃いトゥイでした。親が決めたことの縛りとそれを忠実に実行すること、そしてキムを絶対だと信じているからこそタムみて吐いてるんかな…家父長制は、ベトコンは自分を裏切らないと信じていたからこそタムは敵の子であってはならない存在…のなかにやっぱりキムを愛していたんだと思うことです。

青山ジジ、ボーカルキャプテンにして2012年からアンサンブルで出演されていたので今回のジジ抜擢は嬉しい!歌唱力の高さと女性アンサンブルをまとめてる感の強いジジでした。
ジョンのジジに対する扱いは物申したいんだけど(なぜならジジへの思い入れが強いから)、ジョンはドリームランドで「お前を幸せにするのは誰だ~?(りおジョン)」/「誰が世話してやってるんだ~?(上野ジョン)」て言ってる割に、ジジが「(先のジョンの台詞に応えて)あんたよ、ねえアメリカに連れてってくれるんだよ、あたい良い奥さんになるよ」って返したらその話はもうしただろ!!!って突き放すし…今回ジョンの衣装の生地でジジの水着作ってるのにあんまりだろとなった。あんまりだろ、を強くするために同じ生地なのかもしれないけど。
ドリームランド終わりはジジが一人でとぼとぼ帰ってるし…
ウェディングシーン、ドリームランドの投票で選ばれるほうのミス・サイゴンがジジなら、愛してくれる人と結ばれるほうのミス・サイゴンがキムで、彼女がアメリカ行きに観る夢はそっちなんだろうか。少なくとも、アメドリでキャデラックに乗っているほうではないでしょう。(アメドリの毛皮に裸みたいなの破廉恥!と思ってたら、背中向いたときに全身タイツ的なジッパーを見つけて安心したのはまた別の話)

9/11マチネ 伊礼・屋比久・小野田・上原・仙名・神田・則松。これは開演前に撮ったもの。

終演後に撮ったもの。萬谷法英さんが体調崩されたとのことで、9/11は休演、マチネで開演5分押したなと思ったらクラブオーナーが大津さん、ハスラーに藤岡義樹さん入ってました。スウィングから枠に入るかと思ってたけどそうでもなくて、たぶん藤岡さんがハスラー入りした分松本さん蘆川さんでカバーしてたのかな。そこまで見切れてないのが不甲斐ない。

さて、伊礼彼方エンジニア。これが一番トキシック・マスキュリティを感じるエンジニアでした。男らしさで武装して一番孤独なエンジニア。かっこいいし女を道具としてしかみてなさそうなのもそうなんだけど、役作りの全ての答え合わせとなったのがアメドリの、母親の客引きでした…→カーチャンヤスイヨォ だったので…もうこのエンジニアには何を言っても無理だし、たぶんタムと引き離された後も何らかの手段でアメリカに渡ってクラブでぼろ儲けの夢を叶えるために動いてそう。
バンコクでクラブオーナーから「この混血野郎」言われた後の「好きで混血に産まれたわけじゃねえんだよ」も影が重い。ベトナムはフランスの植民地だったし、父親がフランス人で母親がベトナム娼婦で…は当時珍しい組み合わせではなかっただろうけれど、彼の生い立ちに大きな影響を与えている。
正直このトキシック・マスキュリティ要素は苦手ではあるんだけどね。

小野田クリスと屋比久キムの組み合わせの身長差!小野田くんは背が高いのだった。
朴訥さと力強さの小野田クリスは純粋な夢が見れそうです…地球の向こうの新しい世界でずっと追いかけっこしててほしいな。
メリポピのバートで小野田くんみた後だったから(そもそも今回のサイゴンカンパニーはメリポピカンパニーも多いが)若干夢のある存在に見えたんかなー----そして、クリスを支えるエレンは同じ夢をみれないんだろうな…これから。

上原ジョン、正義感強いしジジに対してのあたりも強い。前述のようにジジに対する仕打ちは酷いし、二幕ではブイドイで正義の側に立ったことを示しているけれど、クリスがタムを引き取ってキムを支援して…には冷静に馬鹿なことだと考えているのが分かる。これは上野ジョンもか。上原ジョンのが正義感ゴリ押しが強いかな。
ジジに対しての当たりがつよいからむかつくところがあるんですが(ジジのオタクからの完全な私怨)、そりゃドリームランドで適当なこと言って口説いて、サイゴン脱出後アトランタでブイドイ支援する側に回って、クリスの考えを止めようとして…のほうが合理的でよほどうまく生き延びてるんだけど、そうでもしなきゃ生き延びられないのが戦争じゃないかと思うと腹の底に重いもの持って帰る気持ち。
もうちょい私があんまり考えてなかったらクズ判定してたなー…
ちなみにアトランタは、ミュージカル「パレード」の舞台でもあり、人種差別的なことはここでなんかあるんかと思って調べてる最中です。

仙名エレンは知念エレンと同系統ぽい?どこからきってもゆきちゃんのままでそれが良く働いているところもあり。エレンはクリスを支える立場だけれど、タムの存在を知ってからは苦しみながらそれを果たさねばならないし、キムが自害したあともまたそう。
クリスとエレンの間に子供を持つことはできたのかな、残されたタムのことをどう見ていたのかな…とか、あのラストからは考え込んでしまう。
ずっと信じていたパートナーがよそで子供作ってるし、そしてパートナーがキムを愛しているのも、自分を愛しているのも本当だから苦しいよな…
ここでクリスをクズ判定するのもできるけど、それをやっちゃあおしまいよってところがあるのがベトナム戦争ですよ…(歴史を勉強し直さなければ)

神田トゥイ、ずっと見てるから実家のような安心感…西川トゥイに比べると犬っぽい。神田トゥイのキムに縋る目、ずっとキムを探し求めて、キムのため家の約束を守るためベトコンになってまで生き延びた感じがした。だから、タムを見たときの絶望があった。
愛が先か家父長制が先か、が西川トゥイと神田トゥイの違いかもしれん。そしてどっちも副人民委員長(川島大典さん/coverで大津裕哉さん)とのつながりが感じられた。どっちのトゥイの芝居を受けても副人民委員長はトゥイのためベトナムのために動いた感じ。

則松ジジ、スタイルよし、ワンレンショートに赤リップ似合う、声が綺麗。もうちょい声に圧があって声量があると効いたかも。あみジジといくジジのダブルキャストと知ったとき嬉しかったなあ。あみちゃんの宝塚時代を少し知るだけに、こうして外の世界でのびのび実力を発揮できていることが嬉しい。
ウェディングシーン、あみジジの「靴脱ぎなよ」はいくジジより優しい感じ、いくジジのほうがお姉さん。

9/18ソワレ 駒田・高畑・海宝・上原・仙名・神田・則松

まさかの鈴木満梨奈さんにメロってました。それはさておき、駒田一エンジニアこそ実家の味噌汁の味よ…覚えのある出汁の味…みたいなノリで観てたし、「生き延びたけりゃ」でそうした種類の両津勘吉に見えてきてお察しです。今回のエンジニアで一人選べって言われたら駒田さん選ぶくらいには見てて好きなんだけどな…なんで両津勘吉に見えたんだろう…その場合クリスが中川じゃん、とかはほんとうに、さておき。(突然馬鹿の感想から真面目に戻そうとするな)

駒田エンジニアもわりと長く見てるけど、脂ののったおじさんがもう一山あててやろうって感じと小物感、そのへんにいそうなエンジニア。駒田さんの芝居の「そのへんにいそう」な感じがすきなので、エンジニアでもみれて嬉しい。所作の一つ一つが駒田さんらしいリアリティがあるんだよね。テナルディエでも、バンクス家のお父さんもそう。
バンコクでクラブオーナーから「この混血野郎」って言われた後は「混血で悪かったな」。バンコクの日本人観光客(川島大典さん)いじりは市村エンジニアと似た感じ。あ、バンコクで「イケてるだろ?」で登場だったかな…
東山さん、伊礼さんと比べるとビジュアルはその辺にいそうなおじさん(とくにMODでボロ着てるときのしょぼくれ顔)なんだけど、その辺にいそうでちょっと手助けしてくれそうで、あわよくばを狙う小物感は駒田さんのものだなあ。
「生き延びたけりゃ」でハイホー、ハイホー、ハイホー…チミンは初登場の2014年から続いててよかった。この遊びも市村さん踏襲してる感じね。
キムが自害したあとあんまりクラブの夢叶えそうにないし別のことしてそうなのが駒田エンジニアかなぁ、この辺の解釈はほんと人によるんで語り合いたいね。

高畑キム、ルーム327でエレンに情念ぶつけて出ていくのが一番怖かった。私が高畑キムをみるのはこれが最初で最後だろうと思うけれど、剛速球で生きてて全力で死んでいくのが哀しい。繊細さと情念が言葉の一つ一つにあるね。

9/19大阪千秋楽 市村・昆・チョサンウン・上野・松原・神田・青山

市村さんはやっぱりミスターエンジニアだなあ。鼻濁音で、あ、これこれ、これがエンジニアなんだよな、となる。卒業するする詐欺と続投で奪われるポジションもあるんだろうけど、市村さんにしか出せないものがあって、舞台に立てる限り観たいね。今回も市村エンジニア一番多いやんけ…と思いながら大阪のチケット取ってました。
バンコクの登場では「似合うでしょ」だったかな。日本人観光客の扱い方が当時のそれっぽくて、まあお年的にもそうなんだけどwとなり。クラブオーナーから「混血野郎」って言われた後は返してなかった。
老いてもなお男らしさのギラつきを出せるのは市村さんならではと思います。ベースにある役作りがぶれない。

チョ・サンウンクリス、激重の愛でキムを縛りエレンを縛り、救いようのないドロ甘の愛しかなくて軽率にメロった…メロった履歴は残しておいたほうがいいらしいね。
守ってくれそうだし愛してくれそうだし実際キムを愛してくれた、エレンに向ける愛も本物だから本当に救いようがない。その時々の正解を出してるからこそ堕ちていくし苦しいクリスでした。愛がまっすぐなんだよね…持ち味がそこなんだろうか。
劇団四季時代は三雲肇の名で舞台に立たれていて、韓国に帰国後もミュージカル俳優として活躍、WEではトゥイを演じられたとのことで、韓国語・日本語・英語って三か国語で歌って芝居するのにどれほどの努力を要したか…オーディションの声がかかったのも素晴らしいことです。
2020年、ミス・サイゴンが中止になる前のチョ・サンウンさんのインタビューを貼っておきます。(インタビューの公開自体は2022年)
『ミス・サイゴン』チョ・サンウン インタビュー:クリスにとっての“運命の瞬間” – Musical Theater Japan

昆キム、実は2016年のときみる予定だったけれど声帯結節で降板されていたので今回みれてよかったです。昆ちゃんのエキセントリックな役、アダムスファミリーのウェンズデーみたいなのも好きなんだけど、エキセントリックさから少し陰のあるキムまでふり幅が広い。屋比久キム、高畑キムと比べるとどんどん陰っていって月になってしまったキム。サンウンクリスの朴訥な愛がお日様で昆ちゃんキムは愛を受けてどんどん月になっていくのか…しんど…っていう。出会ってしまったものは仕方がないのですが、サンウンクリスは相手を月にするのかなぁ…

松原エレン、三森千愛さんエレンに近い強さを感じました。相手をダメにするサンウンクリスは松原エレンくらい強くないと支えられんのよ。上野ジョン、サンウンクリスと並ぶと一番冷静に場を回してそう。このエレンの強さは仕方なく強くなったものなので、みんながみんなそうできると思わないでほしい。May beで悪夢にうなされるクリスを半ば仕方なしに支えるしかない中で強くなったので…

と以上オタクがみたことでした。

そのほか

アンサンブル限界オタクなので、MOD(ドラゴンのとこ)の立ち位置誰がとことか、お面付けてる女性陣特定とか、ドリームランドの水着の色が枠と誰がやるかによって違うとか、バンコクのゲイシャガール今回は当たらんかったなとかみてました。もともとサイゴンはアンサンブル時代の青山郁代さん応援で観てたこともあり、アンサンブルまでみることに熱心になってしまっていた。
ヌードルボーイ枠がクラブオーナーとか、人身売買の兄妹がいるとかそんなんばっかりですが、Twitterでアンサンブルのことを書く人が増えたように思い嬉しい気持ちです。
バンコクの日本人観光客は今回川島大典さんしかみれなかったけど、中小企業の社長でコテコテのでんがなまんがな大阪弁なのはその当時の典型的な男って感じ…買春ツアーがあったのも事実だしね。
ドリームランドの女性たち、大使館のベトナム人たち(萬谷法英さんは最後紙破いてヘリに中指立ててたことをここに記す)、バンコクではベトナムからのボートピープルを安くこき使ってたことがうかがえる台詞…どの場面も見逃せないしどの台詞も聞き逃せないし、こうして強い思い入れを持つことが出来る作品に出会えたのは有難いことだなと思います。
これからどっかでまた観るんですが(観るまで内緒ね)、そしてまたミス・サイゴンは再演され続けると思うのですが、その時までより深くベトナムの、東南アジアの歴史を勉強し、さらに理解を深めて呪われた時代のその先や、地球の向こうの新しい世界はなんだったんだろうな…と考えていきたいと思います。
2012年から観ていて、今32歳で、自分の人生の1/3がミス・サイゴンと共にあるのは、苦しくもありますが幸せなことです。(ちなみにラ・カージュ・オ・フォールも2012年に観ているので、人生の1/3の付き合いですね)

再三の宣伝となり申し訳ないのですが、当時のベトナムに関心がおありでしたら「ミス・サイゴンの世界 増補改訂版」を是非お読みください。これ読んで今回の大阪公演鑑賞の答え合わせが出来たのと、歴史の観点、音楽の観点、日本以外のキャスティングの観点など大変勉強になりました。
ヌードルボーイが食べてたエア麺(※これまではヌードルボーイはほんものの麺啜ってましたが今回は感染対策でエア麺)食べたくなった方はフォー食べましょう。フォーにライム絞るとうまいよ。

まあまあのおまけ 観劇と合理的配慮の話をしたいのでそのうち書く。とりあえずツイート貼っておくね。ツリーになってるから開いて読んでね。

有害な男らしさと戦争と、その中で光に見えてしまうドロ甘サンウンクリスの愛にメロってへとへとの中の感想文、終わり!

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